使用する鍼
当院では、ディスポ(使い捨て)の鍼を使用しております。
鍼の太さは、鍼を初めて受けるという方は、主に直径0.16mmの細い鍼で施術いたします。やはり鍼は怖いと思い、途中で鍼の施術を受けるのを中止して、灸やマッサージに変更することもできます。その際は、遠慮なくお申し付けください。
既に鍼を受けたことがある経験のある方は、主に直径0.20mmの鍼で施術いたします。
また、症状によって、鍼を変えることもございますので、ご了承下さい。
美容目的での顔に鍼をする場合は、直径0.12㎜~0.18㎜の鍼で施術いたします。
内出血などおきないよう注意を払いますが、それでもおきてしまうことがあるのをお含みおきください。
(上記写真では、直径0.18㎜の鍼を使用しております。赤くなっているところは、身体が反応して良くなろうとしているところです。)
主に腰部に使用します。冷えや腰痛に使います。
腰に鍼をし、その鍼の持ち手のところに玉状にした灸をくっつけて、腰部を温めます。
足首などの冷えにも行うことがあります。
(写真の赤いところは、吸角の痕です)
室町時代からある手技で、小槌を使った鍼です。
和福堂では、お腹を診させていただき、お腹に張りがあるところや瘀血(硬いところ)のあるところに、尖っていない鍼を硬い所に当てて小槌で叩き、柔らかくしていきます。
写真は、ざん鍼という、刺さない鍼です。
鍼が苦手な方や小児に施術する際に使います。皮膚に擦るようにして行います。施術後は、受けた場所が軽い感じになります。
尖っているところを軽くあてて、散鍼という手技を行う事があります。
他にも「円てい鍼」という、刺さない鍼もあります。こちらも、擦るように行います。
感冒、小児疾患(夜泣き、疳の虫など)、頚(くび)・肩こり、神経痛・筋肉痛、皮膚疾患(アトビーや赤味・感想・湿っているところ)に用います。
※ご希望の方、もしくは、刺絡の施術を了承された方のみ、行っております。
三稜鍼を使用して、背中の兪穴や硬結のところに行っております。
感冒、腰痛、頚痛、関節痛、腱鞘炎、統合失調、躁鬱病、高血圧、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、関節炎、腫脹(腫れ)、末梢神経炎などに用います。
写真は使用する三稜鍼を分解したものです。