灸について

台座灸・知熱灸

台座灸とは、一般に売られている「せんねん灸」と同じようなものです。皮膚に当たるのは、台に相当する所です。

 

知熱灸とは、モグサをピラミッドのような形にして、直に皮膚の上において施術をします。7~8分(ぶ)ぐらい燃えたら、もしくは、患者さんが熱く感じたら、言ってもらって取り除きます。

 


棒灸・箱灸・棒灸フォルダー

・棒灸

薄い紙にモグサを巻き込んで、長さ20㎝ほどの棒状にしたお灸。端に火をつけて、ツボの上に5~30分ほどかざして、穏やかにツボや皮膚を温めます。

 

 

 

 

     


・箱灸

広範囲を温めることができます。腰や背中、お腹に使います。もぐさの量で温かさを調節できます。

・棒灸フォルダー

上記の棒灸にカバーをつけ、温める範囲を広げたものです。箱灸と同じように、腰や背中、お腹を温めたり、箱灸では置きにくい肩なども温めます。

ネパール棒灸

服の上からするお灸です。棒灸を太くしたものです。棒灸を服の上や布の上から押しあてて、手で温かさを押し込みます。ゆっくりと温まってきます。

ネパールで生産されたモグサを使用して作られた棒灸です。

 

ネパールで鍼灸活動されている畑美奈栄先生から教えていただきました。

 

「ティテパティ よもぎの会」で行われていました。